2009年9月に日弁連広報誌「自由と正義」に掲載された弁護士懲戒処分

一日に2回の懲戒処分を受けた弁護士その2

4月28日に2つ懲戒を受けた横内弁護士
過去業務停止1回受けていますからトータル3回目になります
(過去も業務停止 非弁提携)
本来、同じ日に2つの懲戒処分を出すということは過去1回しかありません
愛知県の今はもう辞めたS弁護士です
別々に出せば軽くなります。本来3つまとめての非行を出すのですが
そうすると重くしなければなりません
弁護士会もいろいろ非行弁護士に考えてあげています
(1つ目の懲戒処分要旨は前記事参照)

【ひとつめの懲戒処分の簡単な内容】
刑事事件では保釈金というのがあります
酒井法子が500万円の保釈金で釈放されたという,あの保釈金です裁判が終わったら返してもらえます横内弁護士は1400万円の保釈金の中から220万円は自分の報酬といって4年間220万円を返却しなかった
この弁護士は保釈金が用意できない人に貸しつけるサービスもしていたというから本来は保釈制度をも揺るがす事件なのだが。業務停止4月 

この弁護士はこういうことをやっています

一般社団法人 日本保釈支援協会

事業内容 	:
かねてより刑事被告人の保釈について、保釈保証金の準備ができないため、困っている方々が
大勢おられるということを聞き、日本で初めて保釈保証金に困っている方々への支援をする
ことを目的に集まった弁護士、公認会計士で構成する有志の団体です。
事業所 	: 	所在地/東京都中央区日本橋兜町14-10 兜ビル 8F
設立 	: 	平成16年4月27日
代表者 	: 	横内 淑郎
従業員数 	: 	11名
資本金 	: 	基金1000万円 

[ふたつ目の懲戒処分の簡単な内容]
民事訴訟事件を受任したが途中で解任となる
訴訟記録や証拠書類をなかなか依頼人に返却しなかった
では正確な懲戒処分の要旨
[懲戒処分の公告]
1 懲戒処分を受けた弁護士
氏名 横内 淑郎  登録番号 16690  第一東京
事務所 東京都目黒区八雲3
横内法律事務所
2 懲戒の種別    戒告
3 処分の理由の要旨
(1) 被懲戒者は2004年7月ころ懲戒請求者が出損した刑事事件の保釈保証金1400万円の返戻を受け、このうち1000万円を同年11月に180万円を翌2005年7月20日にそれぞれ懲戒請求者に返還したものの、残金220万円については正当な根拠を見出しがたいにもかかわらず、未清算の弁護士報酬や実費がある旨主張して懲戒請求者との合意もないまま2009年4月9日に至るまで返還しなかった
(2)
被懲戒者は2004年懲戒請求者から民事事件の訴訟代理を受任し関係書類の預託を受けたがその後2007年になって懲戒請求者が同事件を別の弁護士に委任し被懲戒者は同年7月に辞任した。
ところが被懲戒者は懲戒請求者から訴訟記録及び預託した証拠書類等の
返却を求められていたにもかかわらず当該書類の保管を依頼していたものとの間で紛争を生じ、当該書類を留置される状態となったことからこれを返還しなかった
(3)
被懲戒者の上記(1)の行為は弁護士職務基本規定第45条に違反し、また上記(2)の行為は同規定第39条及び第45条に違反するものえあって、いずれも弁護士法第56条第1項に
定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する
4 処分の効力の生じた日  2009年4月28日
2009年9月1日  日本弁護士連合会