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寝坊で開廷35分遅れ…裁判長ザンゲ

裁判長の寝坊で開廷が遅れ、裁判員が約35分間待ちぼうけを食わされるという珍事が8日、
大阪地裁であった。
 前代未聞の事態は、殺人未遂罪などを審理する裁判員裁判の法廷で発生。
開廷予定時刻の午前10時、検察官と弁護人が所定の位置に着席しても、裁判官や裁判員が姿を
現さなかった。
地裁職員から「30分ほど遅れます」と案内があり、傍聴人らはいったん、退廷した。
異例の「開廷時間延期」の理由は、水島和男裁判長の寝坊だった。
まさかの「法の番人」の遅刻により、裁判員も待合室で待機を余儀なくされた。
ようやく、同10時35分になって裁判長と裁判員が入廷し、裁判がスタート。
水島裁判長は、着席すると気まずそうに「開廷が遅れましたが、わたしの個人的な事情です。
今後はこういうことがないようにしたいと思います」とざんげ。
地裁は、理由を「寝過ごしたため」としたが、裁判長本人は、さすがに法廷内の空気
では言い出しにくかったのか「個人的な事情」という守備範囲の広い表現で幅を持たせていた。
審理そのものは順調に進行。水島裁判長は、途中の休廷時にも「すみませんでした」と謝罪を繰り返し、
証拠調べを進めた検察側に「もしかして、急いでやってくれました?」と声をかけていた 

http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/gossip/topics/news/20091209-OHO1T00146.htm

弁護士の非行専門のブログですが今日は裁判官の記事です

裁判官が朝寝坊して裁判を遅刻したことは過去あったか?


あった!!
京都地裁の地方支部で2005年にありました
朝寝坊して法廷に遅刻してしまい
京都新聞に載り京都地裁のエライさんも謝罪したという

そしてその時の裁判官のコメントが

「失念していました」

難しい言葉を言う。
忘れてましたとは言わない

そのコメントを出した裁判官は新井慶有元裁判官
次の年2006年に依願退官し弁護士登録
最初の事件で相反代理をして私らから懲戒申し立て出され
2007年「戒告」処分となった
その新井慶有弁護士が第1号かな! 

さて、人間寝坊して遅刻することはあるがここまで新聞沙汰になればどうなるのか
裁判官も公務員。
現在。大阪地裁ならまあまあのエリートコースを歩んでおられます
裁判官は転勤が多いし出世も簡単ではない職業
東京の事務局ににらまれたら出世の道は遅くなるとか?

今回の事件で出世のコースからちょっとはずれてしまうかも・・・
また裁判も地方支部でなく大阪地裁の裁判員裁判でマスコミも多くいて目立った。
これも気の毒・・

50歳過ぎていたなら、来春は依願退官して退職金を頂いて
弁護士の道へひとつの選択かな・・・・・
お前の心配なんかいらんわいと言われそうですが

まだお若いのでしたら、悩むとこですが
おそらく弁護士でしょうか?

弁護士が裁判遅刻したりドタキャンしても懲戒処分までにはなりません
光市母子殺害弁護団の安田団長が当日裁判行かなくて日弁連の用事を優先して
被害者のご主人から懲戒申出を出されましたが処分までには至っておりません 

裁判官も大変だが~こんな人

大阪地裁部総括判事 水島和男
(みずしま・かずお)1951年京都市生まれ。78年京都大法学部卒、
80年京都地裁判事補を振り出しに山口地家裁下関支部、高松地家裁、
大阪地裁を経て90 年同地裁判事、
その後、奈良地家裁葛城支部、大阪家裁、大阪高裁を経て2001年大阪地裁部総括判事。
「ハンナン牛肉偽装」「自殺サイト連続殺人」「柏原市長汚職」などの一審判決を担当した。

こんな判決だした人

強姦した男に無罪・統合失調症・大阪地裁

大阪府箕面市内のマンションに侵入し、女性を強姦(ごうかん)し金などを奪ったとして
強姦致傷や強盗などの罪に問われた、無職の男性被告(28)の判決公判が25日、
大阪地裁であった。
水島和男裁判長は「犯行時、被告は統合失調症により心神喪失だった」として、
男性に無罪(求刑・懲役7年)を言い渡した。
 判決によると、男性は07年1月22日朝に箕面市内のマンションに侵入して
当時23歳の女性の首にかみついた上で強姦し下着を奪った。
さらにその2日後には同市内の住宅に侵入し、当時16歳の女性をガラス瓶で殴った後、
強姦して現金約4万円を奪ったとして同日、強姦致傷の疑いで緊急逮捕された。
 水島裁判長は男性が02年に統合失調症と診断され、事件時には症状が悪化していたと指摘。
男性が最初の犯行で自分の衣服を現場近くに捨てた点などに触れ、「
被告の行動には異常性がある」として、心神喪失だったとした
弁護側申請の精神鑑定結果を採用した。
【北川仁士】毎日新聞 2008年11月26日 大阪朝刊 

弁護士会は現職裁判官のままの方がきっといいと思ってるかな?・・・

信号無視の車と衝突、2人死亡事故の会社員に無罪判決


 

2006年10月26日11時55分 読売新聞
 大阪府門真(かどま)市の交差点で2003年、信号無視の乗用車と衝突し、乗用車の2人を
死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた同府豊中市の男性会社員(35)の判決が26日、
大阪地裁であった。
 水島和男裁判官は「相手車両が信号無視することを予期し、事故を回避する注意義務が
あったとは認められない」として無罪(求刑・禁固1年6月)を言い渡した。
 判決によると、会社員は03年2月16日未明、青信号だった門真市内の交差点を乗用車で
通過する際、制限時速60キロを超える時速80キロで走行。
右側から赤信号を無視して進入してきた乗用車に衝突し、乗用車を運転していた
男性と助手席の知人男性(いずれも当時33歳)が死亡した。
 会社員側は「赤信号で車が進入してくるとは思わなかった」
などと無罪を主張していた。
 判決で水島裁判官は「会社員が仮に制限速度で走行していたとしても、事故を防げなかった」
と述べた。
 大阪地検は04年2月、会社員を不起訴処分(嫌疑不十分)としたが、
遺族らが検察審査会に不起訴不当を申し立てたため、地検は自主的に再捜査し、
「前方を注視していれば事故は防げた」として同年12月、会社員を在宅起訴していた。