今月の弁護士業界  2017年4月

イメージ 1
       GWいかがお過ごしでしょうか

弁護士の皆さんも、GW期間中海外へ旅行されている方も多いと思います。
この時期に一番気をつけなければならないのは、控訴期間徒過です。過去にも、海外へ行って控訴期間を忘れてしまって戒告というのがありました。

当会にもいろいろ情報が入ってきております。

4月20日現在、日弁連への異議申立が300件を超えております。
つまり、所属弁護士会で処分しないと議決され日弁連に再度処分を求めたという数です。
所属弁護士会の副会長が戒告処分になったのですが、やはり日弁連の審査請求で処分取消になったという情報も新たに入りました


2017年4月 官報に掲載された懲戒処分公告

4月 番号は11日からの通し番号 ㉝~㊷まで


411日  星野文武 新潟 33734 戒告  315
413日  丹羽靖  愛知 32101 業務停止2年 328
413日  山下昇  福岡 20134 業務停止10月 324
417日  辻内誠人 奈良 33807 戒告   324
417日  笠松健一 大阪 20074 戒告   327
418日  弁護士法人美咲総合税務事務所 新潟 届出44
戒告処分日 328
418日  槇 桂  第一東京 28943 戒告  330
420日  山崎省吾 兵庫   18776 戒告  330
㊶4月25日  金子重紀 千葉   24869 戒告  330
428日  西山司朗  香川  15089 戒告   331


4月30日現在 

単位弁護士会別    処 分 別

東京  10     除名     1
大阪  4      退会命令   2
埼玉  3      業務停止   11
二弁  3      戒告     2
千葉  3
一弁  5
札幌  1
岡山  1
沖縄  1
新潟  3
和歌山 1
香川   2
栃木  1
福岡  1
愛知  1
奈良  1
兵庫  1
(法人 2)


まだ4月が終わったばかりですが早くも今年になって2回の懲戒処分を受けたのが、香川県弁護士会の西山司朗弁護士、4回目ですが全て戒告です。
3月31日の年度末、会長任期切れでこっそりお出しになりました。

どこを向く香川県弁護士会


2017年 自由と正義  懲戒処分の要旨

自由と正義  懲戒処分の要旨


イメージ 2


  「特例と忖度は弁護士だけの懲戒制度」


 

今月の弁護士業界

4月25日
法律事務所のPCにウイルスを感染させるあの手・この手を東京弁護士会のセミナー
4月20日
<弁護士>訴訟放置1年半「資料を紛失」 300万.で和解..
4月14日
4月14日
4月11日
4月9日
2017/4/3()

      【2017年日弁連役員の皆さま】



イメージ 3

 
2017年4月1日から2018年3月31日まで、日弁連役員の皆さまです。
単位弁護士会の会長を兼務しておられる方も多くいます。
弁連の役員だから理事だから力がある優秀な弁護士だとお考えになる方もおられるかもしれませんが、役員になるのと弁護士の腕がいいのは別の話です。(個人の意見です)

役員の皆さまは大変忙しくされています。地元の弁護士会長の事務所だから、相手方弁護士に影響力があると思い相談に行ったりしても、私は弁護士会の仕事で時間がないからと弁護士になりたての若いイソ弁が担当になるかもしれません。こんな場合でも、ボス弁の報酬と新人弁護士の報酬は同じです。高い方に一律です。

【業界初の個人別能力別?報酬制度を導入した。アムール法律事務所】   今はやってませんが画期的だったと思います。


イメージ 5




イメージ 4

弁護士自治を考える会

当会のご案内です。

 

『 当会法人化 三本柱 第1の柱 』

『 懲戒請求の棄却情報、綱紀調査で就任した代理人情報を募集 』

『 「弁護士自治を考える会」 の配布用テイッシュができました 』