詐欺などの罪に問われた元弁護士の初公判 「債権は存在すると思っていた」無罪主張

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複数の金融機関から合わせて2億円を超える現金をだまし取ったなどとして、詐欺などの罪に問われている元弁護士の男ら2人の初公判が開かれました。 起訴状などによりますと、名古屋市内の法律事務所で代表を務めていた元弁護士の渡邊一平被告(59)ら男2人は2017年10月、高齢の女性に対して、実際には存在しない貸付金があるように装い、裁判所に女性の預金を差し押さえさせ、2つの金融機関から現金合わせておよそ2億3600万円をだまし取った詐欺などの罪に問われています。 きょうの初公判で渡邊被告は、「債権は存在すると思っていたので詐欺には当たらない」として無罪を主張しました。 渡邊被告らはこの他にも、業務上横領や所得税法違反などの罪でも起訴されています。

引用メーテレhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3beb462a88f453d826f7cbdd40c47055bffd7e57

弁護士自治を考える会ほう
報道では渡邊となっていますが当会は渡辺と記載します。懲戒処分はなく自身で登録取消をしたため元弁護士となっています。無罪主張はどうでしょうか

逮捕時の報道 

弁護士が清算手続き中の会社の預金1・5億円着服…横領容疑で逮捕 2021年7月7日
 特別清算手続き中の会社の預金1億5000万円を着服したとして、名古屋地検特捜部は7日、愛知県弁護士会所属の弁護士渡辺一平容疑者(58)(名古屋市瑞穂区)を業務上横領容疑で逮捕した。渡辺容疑者は21世紀法律事務所(同市東区)の代表で、この会社の清算人の代理人を務めていた。 発表によると、渡辺容疑者は、預金を同事務所の預かり金口座で保管していたが、今年1~3月、計1億5000万円を自分の普通預金口座に振り込んで横領した疑い。特捜部は認否を明らかにしていない。

引用 読売 https://www.yomiuri.co.jp/national/20210707-OYT1T50232/

(注)同姓同名の弁護士が神奈川・愛知に在籍していますので間違わないようにお願います。 

渡邊一平 23912 21世紀法律事務所 

名古屋市東区白壁2-4-30 八興第2センタービル2階

犯罪で得たお金は所得? 約3億円を未申告、所得税法違反の疑いで国税局が告発 刑事裁判中の男ら 2021年12月14日
 詐欺などの犯罪で得た収入を申告せず脱税したとして、名古屋国税局が弁護士の男ら2人を告発しました。  所得税法違反の疑いで名古屋国税局が14日付で名古屋地検に告発したのは、すでに別の横領事件などで逮捕・起訴されている、名古屋市瑞穂区の弁護士渡辺一平被告(58)と、名古屋市の会社役員の男(58)です。  名古屋国税局によりますと、2人は2017年からの2年間で、詐欺や横領の犯罪で得た収入合わせておよそ2億8700万円を申告せず、所得税およそ1億1500万円を脱税した疑いがあるということです。  渡辺被告は特別清算手続き中の会社の預り金1億5000万円を横領した罪などで起訴されていて、名古屋地裁で刑事裁判が続いています。
引用 名古屋TVhttps://www.nagoyatv.com/news/?id=010406#:~:text=%E2%80%A2-
発覚免れようと書類偽造か…1億5000万円横領の弁護士を再逮捕 2021年7月21日
 倒産手続き中の会社から預かっていた金、1億5000万円を横領した疑いで逮捕された弁護士の男が、発覚を免れようと書類を偽造したとして、名古屋地検特捜部に再逮捕されました。  再逮捕されたのは名古屋市東区にある21世紀法律事務所の代表弁護士、渡辺一平容疑者(58)です。  名古屋地検特捜部によりますと渡邊容疑者は今年2月、倒産手続きの代理人を務めていた会社の内装工事の代金が、一部未払いであったとする書類を偽造して他の弁護士に提出し、翌月にその弁護士にウソの裁判を起こさせた有印私文書偽造などの疑いが持たれています。  渡邊容疑者は、この会社から預かった1億5000万円を横領した罪で28日に起訴されていて、この横領の発覚を免れるために倒産手続きを遅らせることが目的だったということです。  特捜部は渡邊容疑者の認否を明らかにしていません

弁護士の横領・詐欺事件の判決の相場です。