520副会長

 

令和5年度日弁連 役員就任公告 4月3日付 

日弁連会長(任期2年)

小林元治  17609 東京 小林・福井法律事務所   法友会

副会長(任期1年)

①松田純一  23172 東京 松田綜合法律事務所 5年度 東弁会長 法友会

②菰田 優  20167 第一東京 ロデム綜合法律事務所 第一東京弁護士会会長 元日弁連事務総長

③戸田綾美  22256 第二東京 東京神谷町綜合法律事務所 男女共同参画推進二弁委員 

④小川恵司  23669 第二東京 のぞみ総合法律事務所  5年度第二東京弁護士会会長 

⑤大多和曉  21817 静岡   静岡法律事務所  2018年度静弁会長

令和5年度静岡県弁護士会長 杉田直樹弁護士(23464)は理事に就任

⑥齊藤裕   26513 新潟  さいとうゆたか法律事務所 

5年度 会長福井泰雄弁護士 28513は理事に就任

⑦三木秀夫  18830 大阪  大阪プライム法律事務所 5年度 大阪弁護士会会長  

⑧末永久大  26246 山口  弁護士法人末永法律事務所 山口では名門中の名門

末永汎本弁護士 元日弁連副会長 14915 戒告 令和3年 春の叙勲者 5年度会長 松田訓明弁護士 26490 理事に就任

⑨宇加治恭子  26520 福岡 明倫国際法律事務所 子どもの権利委員会 小郡市男女共同参画委員 2018年度福弁副会長

5年度会長の大神昌憲弁護士 24491は理事に就任

⑩大脇美保 21799 京都 市民共同法律事務所 2005年度京都弁護士会副会長2021年度 京都弁護士会会長

5年度会長 吉田誠司弁護士 25277は理事に就任
⑪ 辻泰弘  24288 佐賀  弁護士法人棚橋・わかくす法律事務所鹿島オフイス
5年度会長 櫻田康則弁護士 34066は理事に就任

⑫ 伊東満彦  32526 仙台 仙台そよかぜ法律事務所

5年度会長 野呂圭弁護士 28099 は理事に就任
⑬ 中村元弥 25646 旭川 中村元弥法律事務所
5年度会長 池田めぐみ弁護士は理事になれず
⑭ 籠池信宏 23714  香川  籠池法律事務所
5年度会長 松井創弁護士34451は理事に就任
日弁連の役員、業界の内部の人事ですので外野は文句をいうことはできません。
それでも興味深い点はいくつかあります。
① 女性枠 元々副会長は12名でした。女性にも副会長をという考えで2名を女性枠を増やしました。本来ならば12名の中で半分を副会長にしよう、最低でも2名から3名の女性を副会長にしようというのではなく副会長の定員を2名増やして14名にして2名を女性枠としたのです。
副会長が占める割合は変わらないことになります。日弁連の女性弁護士はひとりもおかしいとは言わないようです。
② 先輩排除 14名の副会長は必ず会長の後輩でなければならない。掟です、登録番号が日弁連会長より新しい弁護士しか選ばれない。今年の筆頭副会長は三木先生。
③ 副会長は、東京、第一東京、第二東京、大阪の枠があり必ず会長が就任します。
④ 地方の弁護士会は数年に一度しか副会長がまわりません。その時に地元の実力者が副会長になり地元の弁護士会長は理事に就任します。ここで地元の力関係がわかるのです。今年、愛知、神奈川、埼玉は副会長に漏れています。
⑤ 叙勲!日弁連副会長に就任して10年ほど経過しお歳が70歳程度になれば国から勲章をいただけます。だから地方のボスは副会長の順番が来たら地元会長を押しのけても副会長になりたいのです。
 女性枠 今年の女性枠は ③戸田綾美 ⑨宇加治恭子、ひとつの会から二人の副会長は出ませんからこの二人で間違いないものと思われます。男女共同参画推進、共同親権反対の担当副会長になるでしょう。
処分歴あり 理事に過去懲戒処分を受けた弁護士が初めて就任しました。山下紫弁護士(東京)東弁会長と同じ派閥です。過去1度もありませんでした。
⑧ 報酬 日弁連会長月給100万円(賞与年2回6月) 副会長月給50万円 副会長は地元の役員報酬もいただけます
 
注意 日弁連副会長、理事のみなさんはこれから1年大変お忙しくされます。地元弁護士会の役員でもありますので、なるべく事件の依頼はご遠慮しましょう。放置されるのがオチです。副会長、会長に依頼したのに新人が担当ということもあります。しかも報酬は同じです。
理事のみなさまです。この中から将来、地元会長になる弁護士が出てきます。