山口組顧問弁護士の山之内氏に有罪判決 懲役10月、執行猶予2年
倉庫を壊すよう依頼人の男性を唆したとして、建造物損壊教唆の罪に問われた弁護士、山之内幸夫被告(68)=大阪弁護士会=に、大阪地裁(宮崎英一裁判長)は28日、懲役10月、執行猶予2年(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。
弁護側は、指定暴力団山口組の顧問弁護士である被告を狙った不当な起訴と主張していた。禁錮刑以上の有罪判決が確定すると弁護士登録が取り消される。 起訴状などによると、山之内被告は大阪府摂津市で平成25年9月、勤務先とトラブルになっていた依頼人(40)=建造物損壊罪で有罪=を唆し、会社の倉庫の壁を壊させたとしている。
山之内被告は平成3年に恐喝未遂容疑で逮捕、起訴されたが、9年に無罪が確定している。
報道にしては珍しくタイトルに弁護士氏名を付けました。
このままでは弁護士資格が喪失となりますので控訴することになると思います。刑が確定すれば自動的に弁護士資格がなくなりますから大阪弁護士会は懲戒処分はしません。こういう場合最高裁まで処分しません。
暴力団といっても会社経営をしている人がかなりいることですから
弁護士の情報は欲しいはずです
2014年4月の報道
依頼人唆し建物壊す=弁護士を在宅起訴-大阪地検
依頼人に勤務先の建物を壊すよう唆したとして、大阪府警摂津署は8日までに、建造物損壊教唆の疑いで、大阪弁護士会所属の山之内幸夫弁護士(67)を書類送検した。大阪地検は同日、同弁護士を建造物損壊教唆の罪で在宅起訴した。
同署によると、同弁護士は「軽率だった」と容疑を認めているという。
送検容疑は昨年9月9日午前10時50分ごろ、依頼人の男(39)=建造物損壊罪で在宅起訴=に対し、摂津市鳥飼中にある勤務先の自動車部品製造会社の倉庫を損壊するよう唆した疑い。
同署によると、同弁護士は職場でトラブルがあったとして、男から相談を受けていた。男がこの日、作業場がある倉庫に入ろうとしたところ、扉が施錠されていると同弁護士に連絡。駆け付けた際、「壊して入ったらいい」と答えたという。(2014/04/08-21:19)
同署によると、同弁護士は「軽率だった」と容疑を認めているという。
送検容疑は昨年9月9日午前10時50分ごろ、依頼人の男(39)=建造物損壊罪で在宅起訴=に対し、摂津市鳥飼中にある勤務先の自動車部品製造会社の倉庫を損壊するよう唆した疑い。
同署によると、同弁護士は職場でトラブルがあったとして、男から相談を受けていた。男がこの日、作業場がある倉庫に入ろうとしたところ、扉が施錠されていると同弁護士に連絡。駆け付けた際、「壊して入ったらいい」と答えたという。(2014/04/08-21:19)
山之内弁護士は過去に戒告処分1回があります
山之内幸夫弁護士