「ES細胞窃盗事件の顛末」NO2
「ES細胞窃盗事件」について、前回は「記者のつぶやき」 として配信したが、今回から連載記事とする。

当会ブログ 記者のつぶやき 「ES細胞窃盗事件の顛末」 

 

まずは 「ES細胞窃盗事件」 報道から・・

 

『理化学研究所(神戸市)の研究室から胚性幹細胞(ES細胞)が盗まれた疑いがあるとして告発され、兵庫県警が容疑者を特定せず捜査結果を書類送付した事件について、神戸地検は18日、嫌疑不十分で不起訴処分とした。「事件の発生自体が疑わしい」と判断した。』

 

 
引用先
『ES細胞窃盗容疑は不起訴 兵庫県警が小保方氏聴取も神戸地検「事件疑わしい」 弁護側は「告発自体おかしい」 』 (産経 WEST)

 

 我々が当該刑事事件告発で注視する、ひとつの要点には 『被疑者 不詳 の告発』がある。刑事事件告発は 『被疑者不詳』であるにも、当局結論が出る間際の報道には 『小保方女史』『逮捕間近』 などを認識させるような報道コメントが存在する。

 

『小保方晴子氏 「ES細胞」窃盗容疑で参考人聴取の裏』(東スポWEBより)

 

「被疑者不詳、つまり誰が盗んだかは分からないことにして・ 地検や警察庁までもが動き、立件できるか精査した。・・当局はイケると踏んでいるということだ」や「手記出版が当局を刺激し・・ 窃盗容疑で逮捕ということも充分あり得ます」「小保方氏の件はまさにそれに当てはまります」などと “フリージャーナリスト” や “ 舞台裏を知る関係者 ” 発言している。

 

“舞台裏を知る関係者” が 「地検や警察庁までも・・当局はイケると踏んでいることだ」と発信後僅かひと月の3月、地検は・・事件の発生自体が疑わしい」判断あった。
ちなみに、東スポWEB上で告発者は「事態の推移を見守りたい」とコメントである。

 

 

ジャーナリストのモラル

 

この東スポWEB記事でコメントを発信している フリージャーナリストは “とある団体” を形成し活動している。

 

刑事事件の告訴告発に関係すること や TV番組などでも登場する元警察官の方のイベント告知や広告など・・企画する団体のようである。法人化はしていないご様子。

 

 
今回の「ES細胞窃盗事件告発」は、この団体に参加していた人物が関わっている。

 

勿論、告発行為の協力は問題ないのであろう。代理司る資格有る者が、あくまでも告発人の依頼で告発状を作成するのだから。

 

しかし、その情報がつぶさにそして詳らかに認知 特定人物を「被疑者」とする論調として、「告発の結論前」にコメントを発信する 「ジャーナリストのモラル」 は如何なものだろう。東スポWebでコメントしている 「舞台裏を知る関係者」 も然りである。

 

 
小保方氏は確かに 「理研 STAP問題」 で話題の立場、「責任論」を追及されている一面はある。しかしながら、だからといって、公人や準公人扱いで 「ES細胞盗難事件」の被疑者論が許される範囲なのだろうか。

 

結果論とはいえ、地検は「事件の発生事態事態が疑わしい」との発表である。

 

 護士、警察官、そしてついに 「ジャーナリスト」まで、「冤罪ネタ」で利益を得る、稼ぐ そんな不遇の時代なのだろうか。

 

 
守秘義務は無い?!

 

前述で記したように、この事件、この報道のコメント(被疑者関連)は、フリージャーナリストが主催する“とある団体”に関係したものに、基は存在する。
基 とは、「情報」である。

 

 「ES細胞窃盗事件」この刑事事件における告発「被疑者不詳」であると同時に、「被疑者論」が「具体的に漏れた」ものでもある?

 

これに関係した人物方は、弁護士や組織が窮地に多用する 「特段に禁じられていない」、そして直近の都知事問題で 「違法性は無い」 と同様なのであろうか。

 

ジャーナリストはフリーとなれば違法性に鑑みても 「守秘義務」 は課せられないのであろう。
しかし、ジャーナリストへ付託すべき信頼を著しく失墜させていないだろうか。
ひとつの団体により 「刑事事件告発告訴」 から 「報道でのコメント」、これをひとつの線で繋がる人物・職責が成すことに 「守秘義務」 の責任は皆無で済むのか・・など、疑問を残すこの背景。
もちろん、この報道を最終的に判断したのは新聞社などマスコミでもあろう。

 

 

一個人・人格を 「冤罪」 被疑者にした責任は誰・何処にあるのであろうか。

 

 

 そもそも、告発は『被疑者不詳』、捉え方によっては『大きな権力・組織』に対して、問題を提起したとも考えられる。しかし本件は、『第三者』が業務という名の下、金銭を得、“特定人物” の一個人で 「冤罪」 提起で世論を助長し 商いにしてきた結果ではなかろうか。今後、是正に務めるのだろうか。それとも、信頼できる “ネタ元” だった旨、詳らかに経緯など事情を公表し、他人事、『第三者』 の立ち位置を全うするのであろうか。

 

他方、「騒ぎ方(騒ぎすぎ?)」など問題があったから、「国家権力」が逃げ腰になった、、なる内輪話でもあるのだろうか・・

 

まぁ、ユメユメ、ジャーナリストという 「権力への対抗馬」 が、このようなマスコミ不信論を助長するような口上は唱えるまい。

 

罪を憎んで人を憎まず を健忘し 我田引水の如く私利を夢見ると 取り返しがつかないものではなかろうか。悪因悪果?それとも蛙鳴蝉噪?! ゆえか。

 

 いずれにせよ、因果応報は、我々国民からの信頼付託で判断されるべきであろう。

 

『ES細胞窃盗事件』結論の頃、こんなニュースがネットで流れていた。

 

『 地獄の弁護士業界に追い打ち! テレビ局、起用弁護士の選別強化&NGリスト作成 』 (Business Journal  Yahooニュース)

 

 

 ショーンK問題も然り、既に 『弁護士』 だけでは無いのではないでしょうか?

 

記事コメント掲載する際、コメンテータなる 『事前調査なる身体検査』 は然りと求めないといけないのでは。新聞社に留まらず、TV局も然り。

 

 
そうそう、このニュース 『ビジネスジャーナル』が配信しています。

 

 

 

などなど、配信するサイドです。
 
【小保方さんに対する不正報道を追及する有志の会】
【小保方さん ネバーまとめ】

 

ん_?そういえば “とあるジャーナリスト” も、どこかのSNSで 前述の記事『地獄の弁護士業界に追い打ち!・・』 を引用していましたね。 (続)

 

 

 

(発信 札幌SS、東京TT)