弁護士の懲戒処分を公開しています。日弁連広報誌「自由と正義」2019年11月号が届きました。弁護士の懲戒処分の要旨が公告として掲載されています。本日は一覧です。2019年7月8月に処分された弁護士の処分の詳細です。
弁護士氏名 所属 登録番号 処分 処分日
① 宮之原陽一 第一東京 21987 業務停止2月 2018年7月1日
事件処理が強引、自力救済
② 松井正広 群馬 50303 戒告 7月3日
強引な事件解決方法
③ 平田英夫 第二東京 8680 戒告 7月11日
依頼者の意思を尊重しなかった
④ 猪俣貞夫 神奈川 14172 退会命令 7月16日
預り金の返還をせず等
⑤ 村岡 徹也 第二東京 39230 業務停止1月 7月17日
土地取引の不正取引を助長
⑥ 中津晴弘 東京 7277 業務停止1月 7月18日
職務上請求不正請求
⑦ 平間民郎 東京 32365 業務停止2月 7月22日
依頼者の紹介を受けたことに対する謝礼その他の対価を支払った
⑧ 金森将也 愛知 29629 戒告 7月25日
非弁提携
⑨ 山崎佳寿幸 熊本 30774 業務停止1月 7月26日
家裁の調停室内で暴れた
⑩ 佐藤徳典 埼玉 36922 戒告 7月31日
事務所の事務の間違いが多い
⑪ 西河修 静岡 20841 戒告 8月1日
事件放置、虚偽報告、約束した報告せず
⑫ 平井康博 大阪 20803 業務停止6月 8月6日
遺言執行者が清算を期日までにせず
⑬ 佐藤貴一 大阪 44160 戒告 8月6日
事件放置・連絡とれず
⑭ 小林芳郎 東京 9821 戒告 8月28日
依頼者と合意のない報酬を請求した
7月17日 宮永堯史 12157 兵庫県 法17条1号
2006年 戒告処分
7月20日 正田茂雄 13739 第二東京 法17号1号
8月14日 平出 馨 9073 山梨 法17条1号
報道がありました。
弁護士会元会長が和解金流用か 山梨 2月12日2/12(火) 20:00配信
山梨県弁護士会は12日、同弁護士会所属の平出馨弁護士(80)=甲府市大手=が依頼者への和解金を流用した疑いがあると発表した。弁護士法などに基づき、綱紀委員会で懲戒処分に向けた調査を進めているという。
平出馨出弁護士の登録取消については後日記事にします。
2019年 自由と正義 一覧