自身が代表を務めていた全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の口座から和解金約9300万円を横領したとして、業務上横領罪に問われた熊本市東区、元弁護士内川寛被告(63)の公判が8日、熊本地裁(中田幹人裁判長)であった。検察側は懲役8年を求刑し、弁護側は刑の減軽を求めて結審した。判決は8月28日
検察側は論告で「和解金額や和解件数を過少申告するなど、(弁護団)団長の立場を利用した悪質な犯行」と主張した。一方、弁護側は「謝罪の気持ちを有している」などと述べた。
論告の前に行われた被告人質問で、内川被告は「事務所の人件費や毎月約50万円の住宅ローンの支払いが必要で、将来の報酬を前借りして、返済するつもりだった」と釈明。「(横領は)気づかれないと思った」と述べた。
内川被告はこれまでに3度逮捕、起訴されている。8日は計約5000万円を横領したとされる3度目の起訴分の罪状認否もあり、起訴事実を認めた。
起訴状によると、内川被告は2018年5月~23年6月、弁護団代表として自身が管理していた銀行口座から計170回にわたって預金を払い戻し、計約9300万円を自身名義の預金口座に入金するなどして横領したとしている。
以上引用読売https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20250709-OYTNT50024/
当初の横領金額は1億4千万円という報道もありましたが、9,300万円で求刑8年はどうでしょうか?
平田秀規 熊本 約2億3400万円 求刑10年 懲役9年実刑 2024年2月8日
それよりも弁護士会が先に登録取消を認めて元弁護士として公表したこと、懲戒逃げを完成させました、そこが問題だと思いますが・・
参考にして下さい
弁護士横領事件 刑期の相場 「弁護士自治を考える会」2025年4月22日更新
報道
◆B型肝炎訴訟・熊本弁護団の元代表、横領の疑いで再逮捕…住宅ローンや事務所経費支払いに充当か2月25日読売内川寛弁護士
◆【当会元会員の逮捕に関する会長談話】2月4日熊本県弁護士会 内川寛(元)弁護士分(2025年第4号)
◆元弁護団長・内川寛氏の着服疑い「放置しない」 熊本県弁護士会、刑事告発方針を改めて強調・5月27日熊本日日新聞
◆流用認めた内川寛弁護士退会=熊本2月7日読売 懲戒逃げを完成させた熊本弁護士会
◆【業務上横領の疑いで刑事告訴・告発へ】私的流用の内川寛弁護士弁護団の口座から約1億4000万円を着服したとされる問題1月29日熊本放送、ほんとにやりますか?2024年1月31日
◆1億4000万円流用内川寛弁護士(熊本)登録取消し懲戒処分なし、弁護士会責任なし懲戒逃げ完成
◆【当会会員を懲戒の手続に付したことに関する会長談話】1月12日熊本県弁護士会 内川寛弁護士分
◆全国B型肝炎訴訟熊本弁護団・元団長の内川寛弁護士が口座から“約1億4000万円を着服”か事務所の経費や自宅の住宅ローンに使った。お金がなかった。1月12日RKK