日弁連広報誌［自由と正義］2008年2月の弁護士懲戒処分情報・速報

弁護士の非行を追求しているブログです

2008年2月の弁護士懲戒処分が日弁連より発表されました
詳細はＰＤＦで見てください

(1)　小川真澄　１５６７８　大阪弁護士会　懲戒処分　戒告
　要旨（略）
ア　弁護料の領収書の発行がない
イ　着手金を取ったが裁判しなかった
ウ　事務処理が不適切で依頼人に迷惑を掛けた
エ　仕事を依頼してもやらなかった
以上４つの件で処分された

(2)　加島　宏　１７１４１　大阪弁護士会　懲戒処分　戒告
要旨（略）
相続の依頼について中立な立場を取らなかった
相続人の一人から依頼を受けた場合相続人全員のために尽くす遺言執行者にはなれない。利益相反　弁護士の常識

(3)　下林　秀人　１７１２４　東京弁護士会　懲戒処分　戒告
要旨（略）
交通事故の賠償金請求をほったらかしにしたこの弁護士は１０００万円被害者に弁償した

(4)　加藤　真美　２５５８３　東京弁護士会　懲戒処分　業務停止1月
要旨（略）
不動産の占有に関して建物にビラを貼ったりしたバブルの頃の不動産屋のような今頃では珍しい弁護士です

(5)　加藤　勝郎　２６９９７　東京弁護士会　懲戒処分　業務停止4月
要旨（略）
多重債務処理について資格のないものにさせた最近非弁行為についての処分は重い

(6)　中島　修三　１７１２２　東京弁護士会　懲戒処分　業務停止１年
要旨（略）
多重債務処理事件を他の事務所に下請けさせた形をとった

以上６名が今月の懲戒処分弁護士となりました

光市弁護団登録番号
１６９６９　２２１０２　２５２３２　２１７５２
２８４９０　２０４３３　２２４４３　１７４１５
１８３１４　２５５３２　１５６１３　２３１１１
１６４８０　２９５６６　１４０５９　２０５３２
１８３９２　２８９５１　１７１６０　１５８８３　２３０６５

「セクハラ・痴漢・レイプ系」弁護士懲戒処分例（9件）
https://jlfmt.com/wp-content/uploads/2019/06/sekuhara.pdf

「懲戒請求事案処理の内訳」（過去１０年間分）
https://jlfmt.com/wp-content/uploads/2019/06/tyoukaijian.pdf