奄美の公設事務所損賠訴訟:22万円の賠償、高橋広篤弁護士に賠償命令--高裁宮崎支部
 /鹿児島
 奄美市の公設弁護士事務所初代所長、高橋広篤弁護士(35)=静岡県掛川市=が、委任事務処理を怠った債務不履行や説明義務違反を理由に、元依頼者から損害賠償を求められた訴訟の控訴審判決が21日、福岡高裁宮崎支部(横山秀憲裁判長)であった。
 この日は1審判決で高橋弁護士に賠償を命じ、高橋弁護士が控訴した2件と、逆に高橋弁護士の過失を認めず、元依頼者が控訴した2件の判決が言い渡された。
 横山裁判長は、4件のうち2件で高橋弁護士の説明義務違反などを認め、計22万円の損害賠償金の支払いを命じた。2件については、高橋弁護士の賠償責任を認めなかった。
 高橋弁護士を巡っては、元依頼者17人が総額5400万円の訴訟を提起し、3件が高裁で、9件が最高裁で係争中
弁護士自治を考える会
公設事務所は日弁連が弁護士のいない地域に出した公的な事務所です、静岡弁護士会から派遣された高橋弁護士が事件放置などして訴えらえたという事件です、
掛川たんぽぽ法律事務所