8月16日 京都 五山送り火 「法」
2017年8月 今月の弁護士業界
8月も終わり9月です。今年も後半戦になりました。
8月の官報
通算64件目から72件目 9件
64 8月2日 菅谷公彦 東京 23567 除名 7月12日
65 8月16日 有村佳人 二弁 23507 戒告 7月25日
66 8月16日 江口浩史 二弁 45844 戒告 7月25日
67 8月18日 武藤治樹 福岡 37497 戒告 7月28日
68 8月22日 中村武志 滋賀 34150 戒告 8月2日
69 8月24日 中村和洋 大阪 35126 戒告 8月1日
70 8月28日 田中孝明 二弁 45313 戒告 8月4日
71 8月28日 松岡幾男 広島 39600 戒告 7月25日
72 8月28日 櫻井幸一 岡山 18623 退会命令 8月3日
8月28日現在
単位弁護士会別 処 分 別
東京 15 除名 2
大阪 6 退会命令 3
埼玉 3 業務停止 19
二弁 10 戒告 48
千葉 4
一弁 7
札幌 1
岡山 2
沖縄 1
新潟 3
和歌山 1
香川 2
栃木 1
福岡 4
愛知 1
奈良 1
兵庫 2
京都 4
広島 2
滋賀 1
(法人 2)
自由と正義 8月号
氏 名 所 属 登録番号 処 分 処 分 日
① 金井塚修 京都 7095 戒 告 2017年1月20日
遺産分割 預り金等の清算をしなかった。1月の処分で8月号に掲載とは?
② 西山司朗 香川 15089 戒 告 4月10日
弁護士会の会員として出席した懇親会で性的な発言をした
③ 齋藤有志 広島 37512 戒告 4月12日
損害賠償請求の相手の父親に必要のない内容を通知
④ 松藤隆則 京都 28623 戒 告 4月19日
調停の相手方弁護士に「お金のためなら事件を煽りなんでもする」とFAXした。
⑤ 岩﨑章浩 京都 49819 戒 告 4月19日
窃盗事件の被疑者から子どもの差し入れを依頼され、孫の通う小学校に祖父が逮捕された内容の記載がある文書を送付
⑥ 加藤知徳 大阪 26816 戒 告 4月25日
事件放置 「もうすぐやる」等弁解を繰り返した
⑦ 花田勝彦 青森 26103 業務停止1月 4月27日
青森公設事務所。事件放置、事務は事務員任せ、預り金流用し責任は事務員
⑧ 翁川雄一 第一東京 20569 業務停止4月 5月13日
業務停止中に顧問料を得た、事件の報告がない。会費滞納
⑨ 黒田充治 京都 22286 業務停止4月 5月22日
業務停止中の業務 委任契約を解除せず業務を続け
⑩ 西本恭彦 第一東京 15928 戒 告 5月25日
離婚事件・裁判所の資産内容の調査に対し嘱託先に調査に協力しないよう働きかけた
美人はたいへんだ!
強姦被害者に「美人だから?」 難民審査で、弁護士が抗議
2017年08月31日 19時12分 西日本新聞
難民認定の当否を審査する難民審査参与員が、強姦被害を受けたと主張するコンゴ民主共和国の女性に「美人だったから?」などと不適切な発言をしたとして、女性の代理人弁護士が、東京入国管理局に抗議文を送っていたことが31日、分かった。
代理人の小田川綾音弁護士によると、女性は同国でのデモに野党側メンバーとして参加した際、与党側に拘束され、強姦被害を受けたとして難民申請。不認定となり、不服を申し立てていた。
今年3月23日、小田川弁護士も同席した審尋で、民間人の男性参与員が「なぜあなたを狙ったの。美人だったから?」などと発言したという。
美人だから」検事、弁護士からの被害女性に不適切発言 大阪地検が謝罪
強制わいせつ事件の捜査を担当していた大阪地検の男性検事が今年6月、被害者とされる30代女性の事情聴取を行った際、性犯罪行為を容認したとも受け取られかねない不適切な発言をしていたことが28日、関係者への取材で分かった。
地検は同日、女性に配慮を欠いた発言があったことを認めた上で「不愉快な思いをさせてしまった」と謝罪した。男性検事については上司が厳重に注意し、捜査の担当から外したという。
捜査関係者らによると、女性は昨年3月から今年1月まで、大阪市内の法律事務所で勤務。昨夏以降、事務所経営の40代の男性弁護士から複数回にわたり、事務所内で胸を触られるなどの被害を受けたとして、強制わいせつ罪で告訴した。
これを受け大阪府警が捜査に着手し、今月8日に弁護士の関係先を家宅捜索。その後、女性側には弁護士から示談を求める書類が届いたという。
関係者によると、検事は6月下旬に実施した女性への聴取で「(弁護士は)旧司法試験を複数回受験して合格した努力家だ」と伝え、弁護士の立場にも理解を示すよう求めた。さらに「あなたは美人だから(弁護士が)舞い上がったのだろう。(弁護士の気持ちは)男として分からなくもない」と弁護士を擁護するかのような発言もあった。
こうした検事の態度に女性はショックを受けたが、被害を受けたのに泣き寝入りしたくないと説明。検事は聴取の後半になって、発言の一部が不適切だったと認めたが「(聴取内容を)マスコミには言わないでほしい」と口止めしたという。
地検は聴取に問題があったのではとの指摘を受け、内部調査を実施。28日に女性と面会し、検事の発言について「弁護士をかばうような発言があった」と認めたうえで「被害者の心情に全く配慮していなかった」と謝罪した。
一方、問題の発言をした検事は地検の調査に対し、仮に弁護士が起訴されて公判になった場合、女性が弁護側からの尋問を受ける立場になることから「弁護側の厳しい質問にも耐えられるようにと聴取したら、こういう発言になった」と説明したという。
女性「二次被害受けた」
「被害者ではなく、犯罪者として扱われているように感じた。二次被害を受けたような気持ち」。強制わいせつ事件の事情聴取で、男性検事から不適切な発言をされた女性は取材にそう打ち明けた。
地検からの謝罪には「十分に反省していることは伝わった」と評価する一方で、「弱い立場の被害者に配慮した捜査をしてほしい」と求めた。
性犯罪の事件では、捜査機関からの聞き取りでも被害者にとっては心理的な重圧となり、それを避けるために告訴を取り下げることも少なくなかった。このため近年は、被害者への聴取を女性警察官が担当するなど、より細かな配慮がされるようになってきた。
あるベテラン検事は「被害者に誠実な対応をすることは議論するまでもない基本中の基本。今回は個人の資質が問われる問題だ」と話している。
引用
8月の報道 & 当ブログ記事
受けた依頼放置、業務停止3カ月 大阪弁護士会 8月30日
田畠光一弁護士(福岡)業務停止1年6月 破産事件の預り金が不適切