【自由と正義】2023年度のデザイン
日弁連広報誌「自由と正義」2023年1月号 VOL192
192回目、17年目に入りました。本年もよろしくお願いいたします。1月号は2022年7月8月9月に処分された弁護士の処分要旨です。
2022年は多くのお笑いネタを提供してくれました。今年もよろしくお願いいたします。
日弁連広報誌「自由と正義」は毎月発行です。特集の読み物も充実しています。あなたが取った懲戒処分の記念にぜひ1冊。お申込みは、日弁連広報課 自由と正義担当 03(3580)9840年間購読費12000円(税別)1冊でも購入可能です
1月号は毎年役員一覧が掲載されます。
副会長15人(女性であるというだけの枠2名)他に理事等、全部で100人ほどの役員がおられます。給料、交通費だけでけっこうな金額になります。1月号には小林元治日弁連会長の新年の挨拶が掲載されています。興味のある方は自由と正義をご購読ください。横領事件、不祥事の反省や懲戒処分が毎年100名を超えてなどという内容は、一切何も触れていません。
2023年日弁連のテーマ
どうする!家康 どうする元治!
1月号のトピック
(1)仙台で同日に2件の処分。1件目は相手方弁護士に対しての言動が名誉感情を害すると業務停止15日、別件は依頼者の預り金305万円の返還が遅かった。弁護士会内部の内容は業務停止が付いて依頼者に迷惑を掛けても戒告、仙台弁護士会は前日弁連会長を輩出した弁護士会、依頼者よりも弁護士会の締め付けを重視する弁護士会であることがよく分かります。どっちが大事なのでしょうか?
(2)福岡の上鶴弁護士の処分内容は意味不明、後日記事にしますが、弁護士会から疎まれた弁護士にはこういう処分が出るということです。上鶴弁護士の1回目の処分から意味不明でした。
1月号 総数10 除名1 戒告7 業務停止2
通し 氏名 登録番号 所属 処分 処分日 処分回数
1 配川壽好 16647 福岡 業務停止1月 7月25日 初
職務上請求不正使用
2 榎本幸司 55378 茨城 戒告 7月30日 初
依頼者の委任に反する行為
3 武田芳人 45001 山形 戒告 8月1日 初
交通事故事件・着手金を受けながら放置
4 上鶴和貴 26528 福岡 戒告 8月3日 3
利益相反行為?
5 古賀大樹 31495 大阪 除名 8月8日 初
後見人預り金横領
6 井上庸一 13123 仙台 業務停止15日 8月17日 2
相手弁護士を屈辱
7 井上庸一 13123 仙台 戒告 8月17日 3
預り金の返還が遅かった
8 今村誠 20634 第一東京 戒告 9月6日 初
利益相反行為
9 関戸麦 25968 第二東京 戒告 9月6日 初
利益相反行為
10 笠野さちこ 29091 第二東京 戒告 9月6日 初
利益相反行為
2022年10月31日現在登録 43985名
処分取消
法17条1号 10月20日 古賀大樹 大阪 31495 除名・有罪判決