弁護士懲戒非行専門ブログです
(写真は5月号です)
日弁連広報誌「自由と正義」に公告として掲載された弁護士懲戒処分の要旨
8月号にも6人の弁護士の懲戒処分の要旨が掲載されています
今日は一覧ですが、明日からお一人づつ詳しく記事にします
① 香川 公一 9493 大阪弁護士会 戒告
大ベテランですが国選についてる弁護士に悪口を言って自分が私選になったが
逆に依頼者に不満を与えたという、まるで吉本新喜劇のような大阪らしいオチ
② 淡路 友起子 27365 兵庫県弁護士会 戒告
裁判で相手方を傷つける内容を記載した書面を作成
③ 小林 雄資 27106 静岡県弁護士会 戒告
遺産分割協議書で不正な交渉
④ 川窪 仁帥 14130 大阪弁護士会 業務停止3月
非弁提携、金融業者からの依頼人斡旋 2回目の業務停止
⑤ 上條 剛 19477 長野県弁護士会 戒告
建築瑕疵の損害賠償なのだが、この懲戒処分は意味不明
さっぱり分らん内容。内輪でよほどもめたか?
⑥ 谷角 浩人 23019 京都弁護士会 退会命令
事件放置等で3回目の処分で退会なのだが!詳細は後日の記事
採 決 の 公 告
懲戒処分を受けた弁護士が処分は不服であると日弁連や
行政不服審査法に基づき裁判を求めたものの結果
①竹内良知 11024 東京弁護士会 業務停止1月 2010年2月 棄却
あのピストル構えた写真を管理組合に送り付けたという弁護士
業務停止1月のまま、日弁連の審査請求は棄却
②遠藤きみ 32516 東京弁護士会 業務停止1月 2009年1月 棄却
業務停止1月は不服であると日弁連、高裁と再審査したが最高裁で上告棄却
これでオシマイです。ブログでも銀座のマチ弁としても有名です方です
取り扱った事件を自分のブログで公開したという内容でした
ブログということは弁護士業界はじまってないことでしたが
秘密の暴露という内容は過去、戒告しかありませんでした
③佐藤修身 19036 横浜弁護士会 戒告 2009年9月4日
日弁連懲戒委員会は戒告処分を取り消し懲戒しないこととした
また、日弁連がやってくれました。
横浜弁護士会が非行であるとしたものを日弁連が懲戒処分ナシとしました
宇都宮会長になってこの処分取り消しが多くなってきました
先月もありました。宇都宮会長になる前は毎年2人くらいでしたが
どうしてでしょうか?
弁護士の懲戒処分は厳しくなると期待していましたが残念ながら
所属弁護士会の処分が簡単に日弁連で取り消されています
国選弁護人の手抜きですが、日弁連も苦しい言い訳をしています
戒告でどうしていけないのでしょうか
後日、全部みてもらいましょう
佐藤修身弁護士の記事は現在非公開
2010年5月31日
弁護士登録者 28808名