熊本県弁護士会、相次ぐ不祥事 「異常事態だ」危機感あらわ
「異常事態だ」。17日の熊本県弁護士会の記者会見後、副会長の松本卓也弁護士(44)は取り囲んだ記者らに険しい表情を見せた。  
同会では2022年に男性弁護士(除名)による2億円超の業務上横領が発覚し、有罪判決を受けた。今年1月には全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の会計から数千万円を着服した疑いがあるとして弁護団長だった男性弁護士(退会)が懲戒請求された。そして今回の不正出金の疑い「重大な非行」の場合に弁護士会自らが懲戒請求する”会立件”が3年足らずで3件続き、組織内に広がるショックは大きい、
50代の男性弁護士は「相次ぐ不祥事で信用に影響が出ている。フランスの制度のように日弁連が口座を一元的に管理するくらいの構造的改革を検討する段階ではないか」と危機感をあわらにした。
以上熊本日日新聞9月17日https://kumanichi.com/articles/1547840
弁護士自治を考える会

熊本県弁護士会の会員数は(2024年)286名です。1985年頃からの懲戒処分件数は20件、熊弁の特徴は処分件数20件のうち2回処分を受けている弁護士が7人もいることです。3回目はいません。

吉村俊一  22326 佐竹浩一21812  山中靖夫11523  大村豊17867  金子愛42057 木原武士37434  山崎佳寿幸 307742 
残り6人の弁護士が処分1回です。
処分の内訳は業務停止7件 戒告12件 除名1件(平田秀規1回目で除名)
熊本は着手金などの金銭問題の処分が多く長期の業務停止も多い
九州の処分件数(福岡を除く 福岡86件)
佐賀県6件(退会命令1 会費滞納)
宮崎県4件(退会命令1 依頼者をレイプ)
鹿児島県11件(退会命令1事件放置着手金返還せず)
大分県8件(退会命令1着手金返還せず)8件のうち4件が秦文生
長崎県26件(退会2)26件中2人の弁護士で8件
熊本県弁護士会の不祥事。処分 2024年