激動の6月が終わりました。1月で逮捕者2名を出す業界団体もめったにありません。
6月26日 東京弁護士会 損害賠償金600万円横領疑い 永井博也弁護士(東京)逮捕 警視庁荒川署
6月16日 第一東京弁護士会 女子高校生を”誘拐”古宮岳晴弁護士を現行犯逮捕 (日テレNEWS24時)
6月30日 神奈川県弁士会 古澤眞尋弁護士パワハラ認定 退会命令
東弁の金がらみ、第一東京の女子高生誘拐は過去の処分例からみても納得です。
カナ弁の退会命令は驚きました。過去に懲戒処分もなく一発で退会命令とは会費滞納以外めったにありません。他の弁護士会であれば退会命令までならなかったのではないかと推測します。かなりのパワハラの先生のようですから綱紀委員会、懲戒委員会でも反省もせず、俺に処分をやれるもんならやってみろという、態度ではなかったのでは?
悪くて業務停止3月程度だろうと思っていたらなんと「退会命令」だった!!古澤弁護士も驚いたことでしょう!
直ぐに日弁連に「審査請求」の申立てを行うのでしょう、反省の弁をいっぱい書いて二度としません、私はどうかしてましたと言い訳して、私はこれまで弁護士業界に多くの貢献してきた、そして日弁連に顔が利く実力者を代理人にして、なんとか業務停止2年になるかならないかの瀬戸際だと思いますが・・・どうでしょう?!
『当会会員に対する懲戒処分についての会長談話』
以上 カナ弁HPhttps://www.kanaben.or.jp/(写真は横浜弁護士会 現在は神奈川県弁護士会)
古澤 眞尋 登録番号 27161 弁護士法人古澤総合法律事務所 神奈川県横浜市中区不老町2-8 不二ビル602
6月に処分を受けた弁護士は7名と若干少なめとなりました。1月からの通算61件と月10件ペースですからこのまま行けば年間120件という懲戒件数最多記録になりますが、新型コロナ感染の影響やオリパラ、お盆休みがあり下半期は処分件数が減るのではないかと思います。
6月〆で大阪弁護士会が処分件数トップを走っています。昨年も同様でした。大阪が先行逃げ切りができるかどうか!?ひたひたと本命の東京が追いかけています。まるで今年のペナントレースの阪神タイガースと読売ジャイアンツのようです。ぜひ、大阪がこのまま逃げ切って念願の初の処分件数チャンプに輝いてほしいものです。後半戦に期待しましょう。
戒 告 39
業務停止 18
退会命令 2
除 名 2(法人2)
6月29日 あのパワハラ裁判の弁護士が一発退会命令 神奈川県弁護士会