業務上横領容疑弁護士を逮捕へ
民事手続きで依頼者に支払われた和解金約500万円を横領した疑いが強まったとして、神戸地検特別刑事部が兵庫県弁護士会所属の男(58)について、業務上横領容疑で逮捕状を取ったことが捜査関係者の取材でわかった。地検は24日午前から事情を聞いており、容疑が固まり次第、逮捕する方針。
捜査関係者によると2020~21年、依頼者の相手方から、自身が管理する口座に振り込まれた和解金約500万円を引き出して着服した疑いが持たれている。情報提供を受けた県弁護士会が地検に刑事告発していた。 
男は1993年に弁護士登録。国選弁護人として書籍購入を頼まれて口座から16万円を引き出した後、残金を返さなかったり、回収した過払い金を依頼者に渡さなかったとしたとして、今年に入って県弁護士会から計4回、業務停止3か月などの懲戒処分を受けている。
男は他の依頼者との間でも金銭を巡るトラブルを抱えていたといい、地検が関連を調べている。
11月24日 読売新聞 夕刊 
弁護士自治を考える会
まあ、いつか、こうなると思っていました、弁護士会の処分が甘いから非行を繰り返してしまいました。弁護士会が刑事告訴をしたのも被害者が何人もならないと告発しない、いつものパターンです。
読売新聞のスクープですが、逮捕されるまで弁護士の実名は出さないのは仕方がございません。
では、兵庫県弁護士会で今年に入って4回の処分を受けた弁護士はこの方しかございません。1年で4回の処分は過去1度もありません。久々に現れた大型

新人でしたがこれで退場となりそうです。

時事は弁護士氏名が出ました

和解金420万円横領 容疑で弁護士逮捕 神戸地検
 委任を受けた民事手続きの和解金約420万円を横領したとして、神戸地検特別刑事部は24日、業務上横領容疑で兵庫県弁護士会所属の堀寛容疑者(58)=住所不詳=を逮捕した。  地検は認否を明らかにしていない。  逮捕容疑は2020~21年、30代の男性から委任された相続財産の分割手続きで、男性が受け取るはずだった和解金約420万円を着服し、横領した疑い。 

弁護士を横領容疑で逮捕 相続財産交渉の和解金、422万円 過払い金返還請求でも4回処分

 相続財産に関する請求の示談交渉で依頼者に支払われた現金約420万円を着服したとして、神戸地検特別刑事部は24日、業務上横領の疑いで住所不詳の弁護士の男(58)を逮捕した。 逮捕容疑は2020年5月~21年12月、30代の男性から受けた相続財産の分割に関する交渉で、和解金約530万円を受け取り、報酬分を差し引いた約420万円を着服した疑い。地検は認否を明らかにしていない。  地検によると、男は交渉の相手方弁護士から現金を受け取り、自身名義の銀行口座に入金するなどしていたという。男性から「弁護士からお金を払ってもらえない」と相談を受けた兵庫県弁護士会が6月、地検に刑事告発。地検は別の依頼者との間で生じた金銭トラブルも把握しているといい、関連を調べる。  男は同会に所属しており、過払い金返還請求の依頼者側に回収分から報酬を差し引いた金額約7万円を渡さなかったなどとして、今年に入って計4回、業務停止3カ月などの懲戒処分を受けていた
(遠慮気味の地元神戸新聞)

堀寛(ほりかん) 登録番号 23040 

事務所 兵庫県芦屋市業平町4-12 陽光プラザ404  堀法律事務所 

堀寛弁護士(兵庫)懲戒処分の要旨 2022年11月号 (4回目)

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