2023年もいろいろありました。詐欺横領事件放置で明け暮れた1年でした。日弁連、弁護士会に対策はありません。2024年もまた詐欺横領事件放置が続くでしょう。私たち市民が被害に会わないようにするためには、弁護士に依頼しない、弁護士に相談しない、弁護士と関わりがない生活を送る。やむなく弁護士に事件を依頼するときには弁護士選びを間違わないようにしましょう。

1位 国際ロマンス詐欺 弁護士が詐欺師に
詐欺被害を救済するという弁護士のうたい文句に依頼すると着手金詐欺だった。

2位 成年後見人弁護士 横領事件相次ぐ
4位 今年も懲戒処分100件超え
5年連続100件超え、弁護士が増えたから処分も増える。そういうレベルの業界です。処分を減らそうという対策や工夫はありません。
5位 今年も逮捕者相次ぐ
逮捕者が出ても弁護士会長、日弁連会長が責任とって辞任は過去1度もありません。他の業界には厳しく物を言いますが・・・そういう業界です。

 

6位 女性弁護士懲戒処分7名 過去2番目 
2023年 7件 戒告5 業務停止2(日弁連異議1)
① 笠野さち子 第二東京 29091 戒告 2023年1月号

② 内谷利江 東京 18934 戒告 2023年2月号

③ 山崎弘子 兵庫  30651  戒告 2023年3月号

④ 佐藤綾子 東京 36762 戒告 2023年4月号

⑤ 澤田久代 神奈川 23945 業務停止3月 2023年5月号 3回目 弁女懲戒件数記録達成!

⑥ 齋村美由紀 広島 40879 戒告 2023年9月号 

⑦ 木原恵子 大阪 53391 業務停止1 2023年11月号 日弁連異議

懲 戒 処 分 の 公 告 (所属弁護士会が処分しない→懲戒請求者が日弁連に異議、処分しないから業務停止は初)

大阪弁護士会がなした2022年1月5日付けでなした対象弁護士を懲戒しない旨の決定について、懲戒請求者から異議の申出があった、本会は上記決定を取消して以下のとおり懲戒の処分をしたので、懲戒処分の公告及び公表等に関する規程第3条第6号の規定により公告する。

処分を受けた職務上の氏名 木原恵子 登録番号 53391 懲戒の種別 業務停止1月

処分の理由の要旨 

(1)被懲戒者は、受任事件について不当に高額な報酬の請求をしたことから依頼者と紛争となったところ、依頼者に有利になるよう作成し所属機関に提出した報告書の撤回や機微な私的情報の公開をほのめかし、さらに、依頼者が接触を拒絶して代理人を選任したにもかかわらず、終了した事件の相手方や所属機関の関係者に面談し、依頼者に不利益な事実等を述べて依頼者が被懲戒者に直接連絡するよう圧力をかけた等の事由により、当時懲戒請求者を雇用していた弁護士から懲戒請求された事案である。

原弁護士会懲戒委員会は、被懲戒者の各行為は、弁護士の最も基本的かつ重要な義務及び職責に反するもので、弁護士の名誉と信用を著しく害する非行に当たるとしたが、他方で懲戒請求者の請求に問題とするべき点があり、依頼者の秘密の保護の観点からも、懲戒処分に付することは相当でないとした。

(2)本会懲戒委員会は審査の結果、原議決書記載の被懲戒者の各行為に関する認定及び評価には誤りはないものと認めた。ただ、弁護士会の懲戒権の行使を促す端緒としてみれば、本件の懲戒請求者の請求に問題にすべき点はなく、依頼者の秘密の保護に被懲戒者の非行の程度の深刻さに鑑みれば、弁護士会が果たす観点からも、これをもって懲戒処分しない理由とすることは相当でないと判断した。

(3)したがって、被懲戒者がこの間反省を深め、周囲からサポートを受ける環境を整えてきたことを有利に斟酌すべき事情も考慮した上で、被懲戒者を処分しないとの原弁護士会の決定を取消し、被懲戒者の業務を1月間停止することが相当である。4処分が効力を生じた日 2023年9月16日 2023年11月1日 日本弁護士連合会

8位 パワハラ法律事務所、セクハラ法律事務所事務所
ブラック法律事務所、弁護士会役員の事務所
被懲戒者は、2014年1月22日頃、懲戒請求者A弁護士の事件処理に激高し、同弁護士の胸倉部分を5秒以上つかみ、 うそつき、ふざけるな等と大声を出しながら、 背後の ロッカーにたたきつけ、 非常に強い口調で 土下座することを命じた。 さらに、被懲戒者は、懲戒請求者A 弁護士の交際相手Bに対し、 同月30日、 メールで、 懲戒請求者A弁護士の勤務状況につき、 虚偽報告を至る所にした結果、書類紛失騒動や訴え却下騒動という弁護士倫理騒動までに発展するに至っている、Bの力を貸してほしい等と直接連絡した。 加えて、 被懲戒者は、懲戒請求者A弁護士に対し、同年3月5日、叱責する際に、無資格者にしてやる、懲戒請求で人生を奪うことができるなどと害悪を告知し、また、同日頃から2016年3月22日まで の間、頻繁に、正当な理由なしに20分間以 上の長時間叱責した

2023年お疲れ様でした。良いお年をお迎えください。

 弁護士自治を考える会 会員一同

    懲戒処分検索センター